OSS利用で自動車の住所変更手続が簡素化されるようです。

自動車登録のワンストップサービス(OSS申請)を利用したオンライン手続(電子申請)で住所変更を行うと、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例措置が設けられるようです。

引っ越し等で住所が変わった場合、自動車の住所変更手続が必要となります。

現在の手続

①車庫を管轄する警察署に車庫証明の申請

②運輸支局で自動車の住所変更登録
ナンバーが変わる場合は、管轄の運輸支局に自動車を持ち込んで新しいナンバーに交換し封印をすることになります。

平日の昼間に警察署へ申請1回、交付1回の計2回、運輸支局へ1回出向く必要があります。

特例措置でどのように簡素化される?

ワンストップサービス(OSS申請)は車庫証明と自動車の住所変更登録をオンラインで申請する方法で、警察署や運輸支局に出向く必要がなくなります。
運輸支局に車検証と住民票などの書類を一緒に郵送することで変更後の車検証が後日送られてくるようになります。

ナンバーが変わる場合は、次回の車検時まで旧ナンバーのままで運行可能なので、落ち着いた時期に運輸支局に自動車を持ち込んで交換するか、車検を依頼する整備工場に交換をお願いするかを選択できるようになります。

ただし、注意する点があります。
①電子証明書と電子署名が必要(電子証明書が内蔵されているマイナンバーカードでも可能)
②自動車運行の際には車検証の携帯が義務付けられているため、運輸支局に車検証を郵送している間は自動車を運行させることができません。
土・日・祝日を挟む場合は、新しい車検証が届くまでの数日間は自動車を運行できないことになります。

OSS申請は24時間365日申請が可能ですので、平日に時間の取れない方などには検討の余地があるのではないでしょうか。

いつからできるようになるの?

まだ確定ではありませんが、2022年の1月ごろからできるように進めているようです。

 

追記2021.06.09
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